ネパールさんの続き、そして終わり
しまった。久々すぎる。
あ、前回の記事で声をかけたネパールさんですけども、翌日、待ち合わせ場所にきちんといてくれました。「律儀だ!この人ちゃんと約束を守る人だ!!」さらに上がった印象とテンションをキープしつつ、私も律儀(?)にカレー屋さんへ。お国柄、間違いはないはず。
私「美味しいですか?(ニコニコ)」
ネ「甘いネ。」
私「すみません」
即座に謝り、自分の浅はかさを反省しました。
避けるべきでした。安易すぎました。
イタリア人を都内のイタリア料理店に連れて行ってどうする?という話に近かったかもしれない。
ともあれ食後の珈琲を飲み、ここでやっと番号を互いに交換しました。
「また遊びましょうネ」と爽やかに笑う彼の顔、今でも思い出すことができます。
ちなみにその後わりとすぐに2回目のデートをしたのですが、ビックカメラの下りエスカレーターで突然「付き合わない?」と聞かれました。
こ こ で 言 う の ?
もちろん嬉しかったのですが、出会ったからまだ2回目だしさすがに早いかなと思ったので、「えっと、あの、様子見させてください」と咄嗟に答えたのですが、「ようしゅみ?」と返されました。突っ伏す私。噛んでしまっただけだ。こんな男前な方がそんな可愛いこと言うわけない。ちょっと噛んでしまっただけ。
デートの帰り、「送るよ」と言ってくれたネパールさん。お言葉に甘えて山手線でのんびりとお喋りをしていると、恵比寿駅に着く瞬間、恐ろしく整った顔つきで「あ、えびしゅ。」と呟きました。その瞬間、落ちました。ツボに。やっぱり「しゃ・しゅ・しょ」が、苦手なのね・・・
それから会っていません。お店にはたまに行っていますが、やっぱり格好いい。5年後ぐらいに再び、デートしてほしいです。
しばらく書かなかったのにこのオチ。
ネパール人をナンパした話
2年ほど前、焼肉屋でネパール人の男性をナンパしたことがあります。
ちびという後輩と私の妹との3人でビールを流し込みながらくだらない話をしているとき、通路を歩く一人の男性店員さんに目が釘づけになりました。
なんだあの男前は。日本人ではなさそう。東南アジア系?もうどこでもいい。
ちび「ねえ話聞いてます?」
妹「ん?ちょっとあの人格好良くない?」
私「ちび静かにして。声かけるわ」
無視しないで!と喚くちびを完全に無視して、サンチュを持ってきたところを話しかけました。
私「すみません、おいくつですか?あと失礼ですけども、どこの出身ですか?」
「ん?ネパールだヨ」
3人「ネパール?!」
そのとき私たちはおそらく、同じことを考えていました。
ネパールってどこだっけ。アジア?むしろアジアってどっからどこまで?あれ?馴染みなさすぎて分からん。
ネパールさん(と呼びます)は私たちの困惑した顔つきから察したように、笑みを浮かべて、「ヒマラヤ!」と爽やかに言いました。
3人「ああ!」
いやどこ。もうどこでもいいや。
私「あの、明日のお昼空いてます?」
ネパールさんは特に驚くそぶりも見せず、「うん、空いてる」と普通に答えてくれました。普通すぎて一瞬たじろぐも、間髪入れずにたたみかけます。
私「じゃあ明日の12時に新宿のライオンのとこ来れますか?ランチしましょ」
ネ「うん、12時ネ。わかった。」
妹「いいの?!」
ネ「いいよ?じゃあ明日ネ」
唖然とした様子のちびと笑い転げている妹を無視し、逞しい彼の後ろ姿を眺めながら私は、脳内でクローゼットをひっくり返して着ていく洋服を考えていました。
続きます。
ひとまずワコール
この前連れていかれた新宿のとある小さなゲイバーで、「あら、あなたのZIPPO、良い音するじゃない。」なんて、ママ(63歳)から言われて嬉しくなったので、「脚、お綺麗ですよね」と言ったところ、それまでクールだったママがスキニーを脱いでパンツ姿になり、そのままの状態で私のグラスを手に取り、背筋がぶるっとするぐらい濃い水割りを作ってくれました。
どうすれば良かったのか、今でも分かりません。
内腿には真っ赤な彼岸花のタトゥー。そして、私のそれより、抜群にセクシーなパンツ。
何も勝てない。
朝の7時半にお店を出て、女としての自分に喝を入れてから、帰路につきました。
(4つぐらいの意味で)倒れるかと思った一晩でした。